文明の利器
午後、強い西風の中、
交差点で北を向いて停まっていたら、
向かって右手から若いサラリーマン風の男の人が
ままちゃりをこいでやってきた。
「この風じゃで自転車じゃあ大変だろうなあ、
前に進まないんじゃないかなあ。」
と気の毒がっていると、
その人は鼻歌でも歌うように、
ものすごく軽快にペダルをこいでおいらの前を横切ってゆく。
決してパワフルな感じではなく、
どちらかというとすごくやせたタイプの人なのに、
あっけにとられてしまったが、よく見ると
そのままちゃりは電気アシスト付きだった。
電気自転車スゲー!! と思った。
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